![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=690x10000:format=jpg/path/s1f0e9efccab853b5/image/i15988bbf8e59312a/version/1426245749/image.jpg)
旧車のメーターにはガラスが仕込まれています。現代では、衝突事故の際の飛散防止の観点からまずあり得ません。NAの純正はご存知の通りメーター前面を覆うアクリルフードがその役割を果たしています。絶妙な曲線で成型されたそれは「映り込み・反射対策」がしっかりと施されています。
これまでRSプロダクツが採用してきたのは、まさに時代を逆行するフロートガラスでした。事故の際は飛散しますし、思いっ切り映り込みます。今回の新仕様では安全面を鑑み、断腸の想いでガラスからアクリルへと変更しています。もちろん有事の際には割れることもありましょうが、ガラス片に比べると危険度はグンと下がります(そもそもそのような「有事」を避けるべくみなさま安全運転でお願いします)。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=690x10000:format=jpg/path/s1f0e9efccab853b5/image/id080da0b15d5864c/version/1426245811/image.jpg)
一方で「映り込み」の趣は残しています。無反射加工を施したアクリルの存在も勿論知っていますし、コスト面でもそう大きく圧迫するものではないということも。ただ、ふとメーターに視線を落とした際に映り込む景色や街灯反射をひとつの「趣」と捉え、敢えて無反射アクリルの採用を見送った次第です。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=333x10000:format=jpg/path/s1f0e9efccab853b5/image/i110c5f13287c6b4b/version/1426247282/image.jpg)
今回採用のボタンキャップボルト
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=333x10000:format=jpg/path/s1f0e9efccab853b5/image/i1671978a3c69df68/version/1426133130/image.jpg)
旧仕様のキャップボルト
純正メーターパネルへ今回のM2タイプ・ビンテージクラスターを組み付ける際のボルトに関してもご案内しておきます。当初は「ステン素地」か「黒染め」かを選択頂くつもりですたが、「両方とも同梱」することに致しました。装着時に当てがって比較して頂き、お好みのほうをお客様それぞれで採用して下さい。
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=690x10000:format=jpg/path/s1f0e9efccab853b5/image/if27e48f923fb611f/version/1426245825/image.jpg)
なお、これまでは「キャップボルト」でしたが今回はさらに雰囲気を追い求めて「ボタンキャップボルト」を採用しています(六角レンチでの締め付けには変わりはございません)。このような細かい部分へのコダワリ、とても大事なことだとRSプロダクツは考えます。