ビンテージメーターパネル (ネイビー) TYPE-02
完売致しました
ブラック版のTYPE-002と同様、パイロットランプのリング部にステンレス素材、レンズ部分にカラーアクリルを採用しています。
シリーズ開発の背景については「ビンテージメーターパネル(ブラック)TYPE-01」の説明欄をご覧下さい。
- パイロットランプの発光状態に関してはこちらのページの画像をご参照下さい。
- 趣深い形状のメーターリングを実現するに当たり、スピードメーター及びタコメーターの径を純正よりも縮小している関係上、表示盤には別売りの「クラシックゲージパネルTYPE-Smith(Ver.Ⅱ)」または「クラシックゲージパネルTYPE-RS」の同時装着をお薦めします。
主な仕様 |
本体パネル:2mm厚スチール製 ・ 結晶塗装(セミグロスネイビー)仕上げ メーターリング:真鍮削り出し3層クロームメッキ ・ ガラス組込み済 パイロットランプ:リング部 / ステンレスビレッド製 ランプ部 / カラーアクリル削り出し 専用化粧ボルト付属 |
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取付方法 |
純正メーターを外し、透明アクリルフードをアクリルカッターにて外した後、固定ビス用の穴を開けて固定します。純正メーターの取り外し方法はこちらをご確認下さい(製品には詳しい取付説明書が付属します)。(作業時間の目安:90分) |
もともとこの製品は「各リング同士の間隔が空いた『M2-1001風』のメーターパネルがほしい」というあるオーナーさんからのリクエストで開発を始めました。当該オーナーは既にK.G.Works社製・クラシックメーターパネルを愛用しており「あの意匠や風合いはそのままに、リング部分やパイロットランプ部分をブラッシュアップしたもの」を求めておられました。ですからこの製品は、弊社取り扱いの「K.G.Works社製・クラシックメーターパネル」と意匠面や基本構造が同じです。ご存知の通り、K.G.Works社はロードスターのアフターマーケット黎明期からの老舗であり、旧車への造詣が深く、またモディファイのセンスに長けた北川隆和社長の有名ブランドです。そのK.G.Works社のウェブサイトには、長年「コピー品」の存在に悩まされてきたという経緯や、コピー品廃絶へのポリシーに関してが明記されています。実は2008年の本製品(ビンテージメーターパネル)製作時、ワンオフに近い少量限定生産品というスタイルから、K.G.Works社の北川社長へのアナウンスは行っておりませんでした。「K.G.Works社製・クラシックメーターパネルのブラッシュアップ品であること、またコダワリの強いオーナーのリクエストに応えるためだというRSプロダクツの意向を事前に説明し、例外的に許諾を受けてから販売するべきだった」という後悔から、20セットを売り切った段階で再販はしないと決定したのです。これは「道義的」な問題であることを皆様ご理解頂けると思います。しかしながらこの2年半の間にこの製品に対する再販リクエストは後を絶たず、再販できない理由の真相を説明するのに苦労してきました。今回、再販をお望みの多くのオーナー様向けに「数量限定」での製作に際し、ガラス入りリング部分の製作をお願いするという経緯から北川社長との話し合いを持ちました。
2008年の販売はもとより、この製品の存在自体をご存知なかった北川社長は当初「不快の意」を述べられました。「KG製品を取り扱って頂いているRSさんがどうしてまたこんなものを」とも。NAオーナーの強いリクエストがあったこと、またRSプロダクツとしても道義的な後目痛さがありながらも全身全霊を懸けて拘って製作する製品であることを説明した上で、「ユーザーを混乱させない」ための表記をサイト内で明記することを条件に北川社長は今回の数量限定再販に関し許諾して下さいました。「マーケットを食う・食われる」という小さい見地からではなく、「ユーザーを混乱させたくないという考え」・「コピー品廃絶への確固たるポリシー」を最優先にお考えになる北川社長の「義を重んじる」姿勢にすっかり心を打たれました。同時に、本来ならメーカーと販社という立場から「取引停止」にもなりかねないような非礼に対し、RSプロダクツの見解に耳を傾けて頂いた上で許諾下さった寛大さに心より感謝申し上げます。
基本構造や、警告灯類の配置・印刷表記はほぼ同じですが、本製品はクラシックメーターパネルとは違いタコメーター・スピードメーターの径が小さく、別売りの「NA用クラシックゲージパネルTYPE-RS /Smith Ver.II」を同時装着する必要があります。また、K.G.Works社製「クラシックメーターパネル」は純正メーターパネルを加工して使用しており、アッセンブリー交換が可能ですが、本製品は純正メーターパネルをオーナー様ご自身で加工・装着して頂く必要がございます。